【利益】 利益とは? 利益の定義   つくば土浦税理士 未来会計コンサルタント

2020/04/02 ブログ
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今回は 利益の定義 を考えてみます。

私が考える利益

①事業存続費

②社員とその家族を守るためのコスト      です。

 

 

従って 利益は 稼げたらいいな~ ではなく、稼がなければならないもの と定義しています。稼がなければならない理由が分かれば、社員さんも頑張るでしょう。

その理由が 社員とその家族を守るため と聴けば、なおさら頑張ろう となるでしょう。

 

 

この事は、社長が社員さんの前で言わなければなりません。

ここで大いに注意してほしいことがあります。社長は言ったらば、社内で社員さんとその家族を守るための行動をしてください。

 

 

いくら社員さん全員の前で良いことを言っても、個人的に成績の上がらない社員さんを責めたり(パワハラまがい)したら、その社員さんはやる気がなくなるでしょう。それを見ている他の社員さんはどう思うでしょうか?

 

 

ビクビクするのではないでしょうか?『やらないと責められる。頑張らなければ』何のために頑張っているのか、こんな理由で頑張っている人が、営業成績を伸ばせるでしょうか?

 

 

社長がこんなことをしたら、大切なものを失います。『信用』です。言っている事とやっている事が一致していません。社長の言っている事が信じられない、不信感が出てきます。

 

 

利益は決して数字だけで表せるものではありません。利益とは『付加価値』である とした場合は、付加価値とは何か を考えます。商品や製品の価値、同業者よりも良い商品、良い製品を作る などがあります。

 

忘れてはいけないのが『人』の価値です。良い社員は会社の価値 つまり会社の利益です。良い社員は会社に利益をもたらします。市場には、ライバルとお客様しかいません、。そのお客様は、どんな理由でうちの会社を選んでくれるのか、『人』を見る事も当然あるでしょう。

 

 

社長が社員さんに対してパワハラまがいな事をやっていて 人が育つでしょうか?また社員さん達を競争させて営業成績を伸ばしても、会社の雰囲気は決して良くはならないでしょう。ライバルとは仲良くしないでしょう。

 

ここに書いた事は、おそらく全て社長がやるべきことです。社長はやらなければならない事や 決めなければならない事がたくさんあります。

 

 

今度は 社長とは といったテーマで書きます。

 

 

つくば土浦税理士、未来会計コンサルタント 武石光弘